研修案内

慶應小児外科の目指すところ

「こどもを安心して預けられる外科医」になること

最先端の技術を貪欲に学び、世界を舞台に知見を広げ、チームの中心として多職種を束ね、何十年という未来へ向かって成長していく「命」に責任を持つ。

当科の研修プログラムを通して、「こどもを安心して預けられる外科医」の育成を目指しています。

医学生のみなさんへ

小児外科では主にこどもの一般・消化器ならびに呼吸器の手術を行っていますが、領域が多様で、機能を再建し、時に必要があれば臓器を取り替える移植も行い、外科手技にとどまらず、免疫や栄養、輸液の管理までを包括的に行います。

慶應義塾大学病院の初期研修プログラムでは外科研修として、あるいは選択期間に小児外科を選択することができます。また医学生の見学も受け入れています。詳細については卒後臨床研修センターのページをご覧ください。

研修プログラム

小児外科の研修は外科研修におけるサブスペシャリティとして位置づけられています。1年次、2年次は大学病院および連携施設において外科研修を行い、3年次の後半から小児外科研修が開始されます。外科研修の詳細については、外科学教室の後期研修医募集ページをご覧ください。

小児外科研修では、3〜4年次には病棟医として術前・術後管理を学び、必須手技の取得を目指します。5〜6年次にはチーフレジデントとして病棟患者の統括管理および手術の中心的執刀を担うことで、小児外科専門医に必要なスキルの修得を目指します。

また小児病院をはじめ、地域拠点病院を含む連携施設での手術経験を通して、専門医取得に必要な経験症例数を確保することができます。そのほか大学院進学も含め、一定の研究期間を設けており、研究活動の支援にも力を入れています。

研修の流れ(1年次〜6年次)。画像をクリックすると拡大表示します。
図の内容をテキストで読む
  • 研修プログラム:1〜3年次は外科専門医プログラム、3年次後半〜6年次は小児外科専門医プログラム。
  • 主な研修施設:1年次前半は大学病院、1年次後半〜2年次前半は連携施設A、2年次後半〜3年次前半は連携施設B、3年次後半〜6年次は大学病院。
  • 主な役割:3〜4年次は病棟医、5〜6年次はチーフレジデント。
  • 研究・院外研修:4年次〜5年次前半に研究専念期間(大学院進学を含む)、6年次に小児病院での研修。

図は研修の流れの概略です。実際の配属先および期間は、年度およびご本人の希望により調整します。

研修体制の詳細

専攻医(専修医)の研修プログラム

卒後2年間の初期臨床研修を修了後、外科専門医研修プログラムで研修を行います。「慶應関連サブスペ連動型外科専門医研修プログラム 小児外科専修医コース」は、小児外科専門医を目指す医師に必要な基礎的技術と知識を修得するためのプログラムで、日本外科学会および日本小児外科学会が規定する研修内容を含みます。

1〜2年次

大学病院および慶應外科の連携施設で研修を行い、外科専門医の取得に必要な外科臨床の基本を修練し、必要症例を経験します。2年次は小児外科関連施設での研修も選択できます。2年次修了時点で、日本外科学会専門医制度が規定する経験症例数の達成を目指します。

3年次

3年次の後半から、基幹施設である慶應義塾大学病院で、サブスペシャリティである小児外科の専門研修を開始します。小児外科病棟に配属され、チームの一員として診療にあたります。鼠径ヘルニアや停留精巣といった基本的な疾患から、新生児外科、小児悪性腫瘍手術、肝移植まで、幅広い治療内容の理解に努めます。この時期に研究テーマを決め、学位取得に向けた研究活動を開始します。

3〜4年次

病棟医として術前・術後管理を学び、必須手技の取得を目指します。4年次のうち数ヶ月から半年の期間、臨床から離れて研究テーマに沿った実験に集中することができます。希望に応じて、小児病院で研修を行うことも可能です。

5〜6年次

チーフレジデントとして小児外科医療チームの中心となり、診断・治療計画、術前術後管理、他部門との連絡・折衝といった総括マネジメントを習得します。同時に、指導医のもとで術者として手術にあたります。研究でも一定の成果をまとめ、国内主要学会・国際学会での発表や学術誌への投稿を行います。

研修修了後

小児外科専門医を取得し、それぞれの専門施設に小児外科専門スタッフとして赴任します。国外留学の道も選択できます。その後は、小児外科指導医、内視鏡外科技術認定医、小児がん認定外科医、日本周産期・新生児医学会認定外科医、日本移植学会認定医など、専門をさらに深めることができます。

医学生・初期研修医の方へ

慶應義塾大学病院の初期臨床研修プログラム、および他病院からの受託研修プログラムで、当科をローテーションすることが可能です。

慶應義塾大学外科学教室は大教室制度を採用しており、外科専門医研修プログラムはサブスペシャリティ領域(一般・消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科)の専門研修プログラムに直結・連動する形をとっています。

専門医取得以降のキャリアパス

画像をクリックすると拡大表示します。
図の内容をテキストで読む
  • 1階(卒後4〜7年):外科専門医
  • 2階(卒後7〜10年):小児外科専門医
  • 3階(卒後10〜15年):日本小児外科学会 指導医/日本周産期・新生児医学会 認定外科医/小児がん認定外科医/内視鏡外科技術認定医/日本移植学会 認定医

専門医取得以降は、地域の拠点病院や小児病院へスタッフとして赴任し、より高度な専門資格を目指して研鑽を積んでいくことができます。

国外留学をはじめ、一人一人の興味のある分野や、働き方に合わせたキャリアパスを随時相談していきます。

主な連携施設

  • 東京都立小児総合医療センター
  • 国立成育医療研究センター
  • さいたま市立病院
  • 国立病院機構埼玉病院
  • 国立病院機構栃木医療センター

見学のご案内・お問い合わせ

ぜひ一度、見学へいらしてください。手術日は月曜日・火曜日・水曜日で、見学は月曜日・水曜日をおすすめしています。

後期研修担当:山田 洋平
keiopedsurg507@gmail.com
件名に【見学のお申込み】とご記入ください。

働きやすさの支援

慶應義塾では、教職員が仕事と家庭生活を両立するための支援制度を設けています。制度の詳細は慶應義塾の案内をご確認ください。

よくあるご質問

よくあるご質問(学生・研修医向け)を見る

関連する情報