相談窓口

小児リンパ管疾患相談窓口

リンパ管疾患は多くは小児期に発症します。リンパ管疾患にはリンパ管腫(リンパ管奇形とも呼ばれる)、リンパ浮腫、リンパ管拡張症、リンパ管形成不全、リンパ管腫症、リンパ漏、乳糜(にゅうび)腹水、乳糜胸など様々なものがありますが、それらを区別して正確に診断することは非常に難しく、また多くの場合、治療も困難であるのが現状です。
中には生涯にわたって苦しまれる方も多く、当科では小児のみならず、成人の方の診療も積極的に行っています。

リンパ管疾患に関する詳しい情報源がなく不安を感じている患者さんは少なくないようです。慶應義塾大学小児外科では、厚生労働省の事業として平成21~23年度に行われたリンパ管腫の調査研究の主任研究者を務めた藤野明浩(国立成育医療研究センター外科、現非常勤)を中心として、リンパ管疾患に関する臨床及び研究の情報を広く収集し治療と研究に取り組んでいます。治療が難しい疾患においても、臨床診療と基礎研究に関する最新の情報をお伝えして、納得いくまで話し合うことを実践しています。
リンパ管腫やその他のリンパ管疾患について心配なこと、詳しく知りたいことなどがありましたら、こちらにご相談ください。


小児リンパ管疾患相談窓口

Copyright(c) Department of Pediatric Surgery, Keio University School of Medicine. All Rights Reserved.