学生・研修医の方へ
学生・研修医の声 / 自主学習感想

私は小児外科にてリンパ管腫の研究を行いました。小児外科の先生方にご指導を頂くまでは、基本的な実験器具の使い方や実験のプロトコールの立て方、またリンパ管腫という疾患についてまでほとんど理解していない状態でした。しかしながら、先生方から日々ご指導を頂いたことで、自分自身でプロトコールを立てて実験を進めることができるようになりました。また、とても自由に研究を行わせていただき、自分の頭で考え、試行錯誤を繰り返しながら実験を進めていくプロセスが非常に面白かったです。今回の経験を通して、将来的に研究にも関わっていきたいと思います。誠に有難うございました。
96回生 岡 直幸(指導医 藤野明浩)

私は自主学習でリンパ管腫の原因遺伝子についてというテーマで研究を行わせて頂きました。研究をするという経験は初めてでしたので、基本の操作から教えて頂き、徐々に色々な操作ができるようになりました。振り返ってみると、予想と異なる結果になったり、うまくいかなかったことの方が多かったようにも思います。遺伝子の操作や染色作業は繊細で複雑な面もあり、死滅した大腸菌のシャーレを前に途方に暮れそうになった時もありました。しかし、どのような結果が出た時にも、先生方からは結果の解釈の仕方や、次に行う実験の組み立て方など、論理的な考え方、創意工夫の姿勢をたくさん教えて頂きました。小児外科の先生方、秘書の皆さまはいつも暖かく、研究以外にもお話を聞かせて頂いたりと、貴重な時間を過ごすことができました。
96回生 堀 真美(指導医 藤野明浩)

97回生小栁采良 (指導医 藤野明浩)

私は小児外科学教室に、半年間自主学習でお世話になりました。藤野明浩先生の研究の一部をお手伝いする形で、リンパ管腫の遺伝子解析を中心に行いました。分子生物学の知識から、基本的な実験手技に至るまで、小児外科学教室の皆様に丁寧に教えて頂きながら、どうにか半年間の成果を発表することができました。その過程では、一つひとつ地道に行うしかない研究のもどかしさや、基礎研究と臨床を両立されている先生方の苦労を窺い知ることができ、これまでになく充実した半年間となりました。また、小児外科学教室の先生方はどなたも、学生の私に優しく接して下さり、心の支えとなりました。
97回生 白石哲郎 (指導医 藤野明浩)