学生・研修医の方へ

研修体制

卒後2年間の初期臨床研修を修了後、外科専門医研修プログラムで研修を行います(専修医)。
慶應関連サブスペ連動型外科専門医研修プログラム 小児外科専修医コースは、小児外科専門医をめざす医師のために必要とされる基礎的技術、知識を修得するためのプログラムです。このプログラムには、日本外科学会および日本小児外科学会で規定された研修内容を含んでいます。初めの2年間、ないし1年間は慶應外科関連施設で研修を行い、外科専門医取得に必要な外科臨床の基本修練、必要症例を経験します。2年目は小児外科関連施設での研修も選択できます。
3年目より基幹施設となる慶應義塾大学病院で、サブスペシャリティーとなる小児外科の専門研修を行います。3年目から5年目は小児外科専門医を目指し、臨床および研究を行います。小児外科研修の期間中、小児病院などの専門施設に出向するプログラムも選択可能です。
5年目では特にチーフレジデントとして病棟診療の中心となり(診断・治療計画、術前術後管理、他部門との連絡・折衝など)、指導医のもとで術者として手術にあたります。

研修期間終了後は小児外科医として、それぞれの専門施設に小児外科専門スタッフとして派遣されます。同時に国外留学の道も選択可能です。

学生の皆様へ

慶應義塾大学病院の初期臨床研修プログラム、および他病院からの受託研修プログラムで、当科をローテーションすることが可能です。

慶應義塾大学病院 卒後臨床研修についての詳細はこちらをご覧ください。
http://www.med.keio.ac.jp/sotsugo/syoki/
診療科紹介内に小児外科プログラムも掲載されています。

当科の見学をご希望の方は、当院卒後臨床研修センターまでお問い合わせください。
慶應義塾大学病院卒後臨床研修センター
電話番号:03-5363-3249 FAX:03-5363-3485
E-mail:med-srk-center(a)adst.keio.ac.jp
※アドレスの(a)を@に置き換えてください。(spam防止のため)

初期臨床研修医の皆様へ

慶應義塾大学医学部 専修医研修センターでは、専修医募集要項などの詳細な情報が掲載されます。こちらをご覧ください。

慶應義塾大学外科学教室は大教室制度を敷いており、慶應関連サブスペ連動型外科専門医研修プログラムはサブスペシャルティ領域(一般・消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科)の専門研修プログラムに直結・連動する形をとっています。本プログラムについての詳細は、こちらをご覧ください。
小児外科専修医コースについての詳細は、こちらをご覧ください。

外科学教室の紹介動画もご覧ください。
外科学教室 紹介動画

当科の見学をご希望の方は、専修医担当までお問い合わせください。
慶應義塾大学医学部 小児外科
専修医担当 加藤源俊 mototoshi77@keio.jp
http://keiosurg.umin.jp/shokikenshui/recruit/recruit01.html



慶應関連サブスペ連動型外科専門医研修プログラム 小児外科専修医コース


小児外科教育カリキュラム


3

外科専門医研修プログラム【1年目】~ 外科専修医(関連施設)

関連病院において指導責任者のもとに一般・消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科の外来診療、術前診断、手術手技、術後管理などについて研修を行います。虫垂切除、ヘルニア根治術など基礎からはじまって、各種癌根治術まで1年間で急速に実力をつけることができます。
4

外科専門医研修プログラム【2年目】~ 外科専修医(関連施設)

1年目とは異なる関連病院において指導責任者のもとに引き続き臨床研修を行います。より高度な手技、手術を担当することになります。また、希望によっては、2年目から小児外科施設における研修も可能です2年目修了時点で日本外科学会専門医制度で規定された経験症例数を達成することを目指します。

外科専門医研修プログラム

5

外科専門医研修プログラム【3年目】~ 小児外科専修医コース

大学病院において小児外科病棟に配属され、小児外科医療チームの一員として診療に参加します。直接患者を受け持ち、スタッフおよび上級医師の指導のもとに小児外科疾患の術前・術後管理および専門的検査手技を研修します。また、慶應義塾大学病院において行われている最先端医療の実際について学び、各種疾患の診断・治療体系についての理解を深めます。
小児鼠径ヘルニア、停留精巣などの基本的疾患から、新生児外科、小児悪性腫瘍手術、肝移植にいたる幅広い範囲の治療内容の理解に努めます。この時期に研究テーマを決め、スタッフの指導のもと学位取得に向けた研究活動を開始します。
外科専門医研修を修了し、外科専門医を修得します。
6

後期臨床研修カリキュラム【4年目】~ 小児外科専修医コース

大学病院において、3年目と同様に小児外科病棟に配属され、受け持ち医として、病棟、手術業務にあたります。4年目のうち、数ヶ月から半年の期間、病棟配属、検査、外来などの臨床から完全に離れ、研究テーマにそった実験に集中することができます。

また、希望に応じ、1年間 国立成育医療研究センター、東京都立小児総合医療センターなどの小児病院で研修を行います。
7

後期臨床研修カリキュラム【5年目】~ 小児外科専修医コース

大学病院において、スタッフの指導のもとに、チーフレジデントとして小児外科医療チームの中心となり診療にあたります。診断・治療計画、術前術後管理、他部門との連絡・折衝などの組織マネジメントを習得します。同時に各種手術に際して、スタッフの指導のもとに手術にあたります。
同時に、研究でも一定の成果をあげ、国内での主要学会、国際学会での発表や、学術誌への投稿を行います。
以降 研修期間終了後は小児外科医として、それぞれの専門施設に小児外科専門スタッフとして派遣されます。同時に国外留学の道も選択可能です。

小児外科専門医研修を修了し、小児外科専門医を修得します。その後は、小児外科指導医、内視鏡外科技術認定医、小児がん認定外科医、日本小児栄養肝臓病学会、小児救急SIメンバー、日本周産期・新生児医学会 認定外科医、日本移植学会 認定医などの専門を極めることができます。

研修期間終了後

子育て支援体制

慶應義塾では教職員が仕事と家庭生活との両立をするため、様々な支援制度を設けています。 ライフプランに応じて支援、制度が異なりますので、詳細はこちらでご確認ください。

Copyright(c) Department of Pediatric Surgery, Keio University School of Medicine. All Rights Reserved.